和音感持ちのヘンデリアン

モーツアルトやベートーヴェンも讃えまくっていたバロック時代の作曲家ヘンデル(1685.2.23 - 1759.4.14)の和音語を和音感で解析し、その構文を探る

番外:原体験としての「Greensleeves」と「Concerto Pour Une Voix」

Saint-Preux - Concerto Pour Une Voix (1969) - Concerto Pour Une Voix 遥か昔の話だが、幼児音楽教室に通わせてもらった私は、そのまま同じ先生で「幼児のためのバイエル」に進んだ。練習曲の仕上げに、先生が、「バイエル」の譜面が曲の一部になる連弾を…

勉強:トライアド(triad)について

Wikipediaの「Triad (music)」の項(https://en.wikipedia.org/wiki/Triad_(music))によれば、「harmonic triad」という用語は、Johannes Lippiusによって、彼の著作「Synopsis musicae novae」(1612)において用いられた造語だそうだ。 「Types of triads」…

3.和音感で探る「Zadok the Priest」の前奏部分

Zadok the Priest - Handel ヘンデル:ジョージ2世の戴冠式(1727年)のためのアンセムより「司祭ザドク」(HWV258) 「UEFA(欧州サッカー連盟)チャンピオンズリーグのアンセムの原曲」なのだそうだ。 一見シンプルな和音ばかりに見えるが、この長めの前奏…

2.和音感で探る「Sarabande in D minor」

Handel : Sarabande from Suite in D minor, HWV 437 ヘンデル:ハープシコード組曲 第2集 第4曲 サラバンド (HWV437)(composed in 1703, published in 1733) 一見シンプルな和音ばかりに見えるが、なぜか漂う情感がすごいことになっているこの曲。スタ…

1.ヘンデルの音楽のどこがすごいって…

どうも最近、ヘンデルの作曲術の真価をわかっていない人々による乱暴な言動や、メディアによる矮小化の意図があるかのような伝え方が気になる。ヘンデルが書いた音はテキトーな勘?!ヘンデルはむしろビジネスマン?!単にキャッチーな当世風の音楽を書いた…